投資の勉強を始めたので、備忘録も兼ねてアウトプットしておきたいと思います。今回は、バフェット氏が企業価値を計算するために元にしている、オーナー利益についてです。
投資対象を選択する上でバフェットは、企業の価値を算出し株価と比較することで、割安であるかどうかを判断しています。
企業の価値を測るのは難しそうですが、安定して利益を大きく上げられる企業が良い企業という理解で良さそうです。
オーナー利益について
利益を判断するとなると、キャッシュフローが候補に上がりますね。キャッシュフローは、以下のように分類されています。
- 営業キャッシュフロー
- 財務キャッシュフロー
- 投資キャッシュフロー
- フリーキャッシュフロー
ですがバフェットは、キャッシュフローでは正しく利益を計算するには不足があると言います。
そこで提唱しているのがオーナー利益という考え方。オーナー利益は、
オーナー利益 = 純利益 + 減価償却費 – ( 設備投資 + 追加の運転資金 )
という式で求めることができます。減価償却費を足しているのは、一度引いた減価償却費を戻す(マイナスの値を引く)ためです。
純利益と減価償却費を足している部分は、営業キャッシュフローですね。
財務諸表から実際に算出する際は、営業キャッシュフローから年間設備投資額を引けば簡易的に求めることができます。
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