スノボにプロテクターは必要か?ケツパッドはいらない?

スノーボードは冬の楽しみのひとつですが、怪我のリスクも高いスポーツです。特に初心者や上級者は、転倒や衝突などで頭や背中、腰などを痛めることが多いです。

そこで、スノーボードにプロテクターは必要なのか、という疑問を持つ人もいるでしょう。

この記事では、スノーボードで怪我をする人の原因、スノーボードでプロテクターをつけることのメリットとデメリット、そしてプロテクターの選び方について解説します。

スノーボードで怪我をする人の原因

スノーボードで怪我をする人の原因は、大きく分けて以下の3つになります。

  • 技術不足
  • 環境不適
  • 準備不足

技術不足とは、自分のレベルに合わないコースやトリックに挑戦したり、正しいフォームやブレーキの方法を知らなかったりすることです。

これにより、コントロールを失って転倒したり、他のスキーやスノーボードと衝突したりする可能性が高まります。

技術不足を防ぐには、自分のレベルに応じたコースやトリックを選ぶこと、基本的な技術を習得すること、必要に応じてインストラクターに教えてもらうことが大切です。

環境不適とは、雪質や気温、視界などのコンディションが悪い場合や、コースの混雑や凍結などの状況が危険な場合です。

これにより、滑りにくくなったり、予期せぬ障害物にぶつかったりするリスクが高まります。

環境不適を防ぐには、事前に天気やコースの情報を確認すること、適切なウェアやゴーグルを着用すること、コースのルールやマナーを守ることが重要です。

準備不足とは、体力や筋力、柔軟性などの身体的なコンディションが悪い場合や、スノーボードやブーツなどの道具の調整やメンテナンスが不十分な場合です。

これにより、疲労や筋肉痛、筋肉や靭帯の損傷などの身体的なトラブルや、板の操作性や安定性が低下して転倒や衝突の原因になることがあります。

準備不足を防ぐには、事前に適度な運動やストレッチを行うこと、スノーボードやブーツなどの道具のサイズや設定を自分に合わせること、定期的にワックスやエッジなどのメンテナンスをすることが必要です。

スノーボードでプロテクターをつけることのメリットとデメリット

スノーボードで怪我をする人の原因を知ったところで、プロテクターをつけることのメリットとデメリットについて見ていきましょう。

プロテクターをつけることのメリットは、以下のようなものがあります。

  • 怪我の予防や軽減
  • 自信や安心感の向上
  • スキルアップの促進

怪我の予防や軽減は、プロテクターの最大のメリットです。プロテクターは、頭や背中、腰などの重要な部位を衝撃や摩擦から守る役割を果たします。

特にヘルメットは、頭部の打撲や骨折などの重篤な怪我を防ぐことができます。プロテクターをつけることで、怪我の発生率や重症度を低下させることができるという研究結果もあります。

自信や安心感の向上は、プロテクターの心理的なメリットです。プロテクターをつけることで、自分の身体が守られているという感覚が得られます。

これにより、恐怖心や緊張感が軽減され、リラックスしてスノーボードを楽しむことができます。また、自信や安心感が高まることで、新しいコースやトリックに挑戦する意欲やモチベーションも高まります。

スキルアップの促進は、プロテクターの副次的なメリットです。

プロテクターをつけることで、怪我の予防や軽減、自信や安心感の向上が得られるということは、すなわち、スノーボードの技術や楽しさを向上させることにもつながります。

プロテクターをつけることで、自分のレベルに合わないコースやトリックに挑戦することはなくなりますが、自分のレベルに合ったコースやトリックに挑戦することは増えます。

これにより、スノーボードの基本的な技術や応用的な技術を磨くことができます。

一方、プロテクターをつけることのデメリットには、以下のようなものがあります。

  • 身体的な不快感や制限
  • 精神的な過信や油断
  • 経済的な負担や手間

身体的な不快感や制限とは、プロテクターが重かったり、暑かったり、窮屈だったりすることです。

これにより、スノーボードをする際に動きにくくなったり、汗をかいたり、痒みやかぶれなどの肌トラブルが起こったりする可能性があります。

身体的な不快感や制限を防ぐには、プロテクターのサイズや素材、通気性などに注意して選ぶこと、着用する際に適度な調整や休憩をすることが必要です。

精神的な過信や油断とは、プロテクターが自分を守ってくれるという安心感が強すぎて、自分の技術や環境に対する判断力や注意力が低下することです。

これにより、自分の能力以上のコースやトリックに無謀に挑戦したり、コースのルールやマナーを無視したりする危険な行動をとることがあります。

精神的な過信や油断を防ぐには、プロテクターは怪我を完全に防げるものではないということを常に意識すること、自分の技術や環境に合わせて適切な判断や注意をすることが大切です。

経済的な負担や手間とは、プロテクターを購入やレンタルする際にかかる費用や時間です。

プロテクターは、ヘルメットやバックプロテクターなどの種類やブランドによって価格や品質が異なります。また、プロテクターをレンタルする場合は、事前に予約や確認をする必要がある場合もあります。

経済的な負担や手間を軽減するには、プロテクターの種類やブランドについて事前に調べて比較すること、レンタルする場合は早めに予約や確認をすることがおすすめです。

プロテクターの選び方

プロテクターと言っても、ヘルメット、上半身全体をガードするボディプロテクター、ヒッププロテクター(ケツパッド)などがありますね。

最初に購入する人が多いのはケツパッドだと思います。一度でも転べば痛いですし、初心者が練習する緩やかな場所ほど転ぶと痛いです。(急な斜面だと滑り落ちる方向に力が逃げるのでマシになる)

初心者で購入を悩んでいるなら、迷わず購入することをおすすめします。

レギンス代わりにもなるロングタイプも人気です。

平坦なところで転ぶと痛いのは上半身も同じです。背中や脇腹を打ち付けたときはかなり痛いので、上半身のボディープロテクターも余裕があればおすすめします。

私が購入した以下のプロテクターは、スッキリしたシルエットなのでウェアの下に着ても着ぶくれしませんし、保温性もあるのでとても使いやすいです。

「プロテクターは見た目がゴツくなってダサいからちょっと・・・」、という方でも使えると思いますよ。

キッカーやパークの練習で派手に転ぶようなときには心もとないですが、ある程度滑れるようになるまでは十分活躍してくれるのでおすすめです!

ヘルメットについてはこちらでも紹介しているのでぜひ↓

まとめ

この記事では、スノーボードにプロテクターは必要なのかについて、スノーボードで怪我をする人の原因、スノーボードでプロテクターをつけることのメリットとデメリット、そしてプロテクターの選び方を解説しました。

プロテクターをつけることは、怪我の予防や軽減、自信や安心感の向上、スキルアップの促進などのメリットがありますが、身体的な不快感や制限、精神的な過信や油断、経済的な負担や手間などのデメリットもあります。

プロテクターをつけるかどうかは、個人の判断になりますが、自分のレベルや目的、コンディションなどに応じて、適切なプロテクターを選んで、安全に楽しくスノーボードをすることが大切です。

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